地域の産科医確保は深刻なようですね。
政府支援策も併せて、行政の対応が待たれます。
富士市:市内での産科開業、最大1億助成へ 市立中央病院に2年以上勤務で /静岡
富士市立中央病院(山田治男院長)で来年4月以降の産婦人科医が確保できていない問題で、富士市は14日までに、同病院に2年以上勤務した医師が市内に産 科を開業する場合、最大1億円を助成する制度を設ける方針を固めた。16日開会の市議会6月定例会で追加議案として提案する。地域の産科拠点となる同病院 の維持と共に、将来的な開業医の確保を目指す。
制度は、同病院に2~5年以上勤務した医師が分娩(ぶんべん)を取り扱う医院を市内に開業する場合、開設資金を7000万~1億円助成するというもの。また同病院に勤務しなくても、開業する場合には5000万円を助成することも盛り込む。5年間の時限条例となる。 同病院に産婦人科医4人を派遣している東京慈恵会医科大は4月、全員を来年3月末で引き揚げる方針を通告。市は引き続き派遣を求めていたが、来年 度以降の医師確保のめどはたっていない。鈴木尚市長は「緊急分娩を受け入れる市立病院が体制を維持できない場合、開業医が廃業を考える懸念もある。市内全 体の産科医療体制を維持するため、両方の医師の確保が必要」と説明している。
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