新華社オタワ(カナダ):カナダのある最新研究リポートによると、「赤ちゃんを長く座らせておくと、突然死の危険性が高まる」のだという。
この研究リポートは、イギリスの小児疾病に関する学術誌5月号に掲載された。リポートによると、研究を行ったのはカナダ・マギル大学の研究者グループ。研究グループは2000年より、ケベック州で突然死した1歳以下の幼児を対象に研究を開始した。その結果、突然死した幼児の約3%は、突然死した時、座った状態であったという。
研究では、突然死した幼児508人のうち99人は、心臓関連の病気もしくは感染症が原因で死亡したことがわかったという。残りの409人については死因は不明とのこと。しかしこれら2つのグループにおいて、それぞれ7人、10人が、座った状態で突然死したとのことだ。
このことから研究員は、幼児を長時間座らせておくと呼吸器官に何らかの問題が生じる可能性がある、と考えた。研究者は、幼児を長い時間座らせておくと突然死する危険性が高まる、と指摘している。
【翻訳編集:JCBB(K.K)/G-SEARCH】
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