学校給食の目標は
・日常生活における食事について、正しい理解と望ましい習慣を養うこと。
・学校生活を豊かにし、明るい社交性を養うこと。
・食生活の合理化、栄養の改善及び健康の増進を図ること。
・食糧の生産、配分及び消費について、正しい理解に導くこと。
とあります。
>学校給食法の詳細はこちら福田首相~~~、大変なことになってますよ~~~。
政治のしわ寄せが、このようなところまで来ていると言うことをよく認識していただきたいです。
◆給食費:公費補てんも 食材高騰が直撃、73自治体中22で値上げ--毎日新聞調査
小麦粉や乳製品など食材費が上がる中、小中学校の給食費の値上げが相次いでいる。毎日新聞が道府県庁所在地市・特別区と政令市計73自治体に尋ねたところ、22自治体が今年度値上げした。緊急措置として公費を学校に投入した自治体もある。多くの学校は果物の回数減や、牛肉を豚肉に変えるなどのやりくりに追われている。
食材費上昇は肉や野菜、油にも及ぶ。値上げしたのは札幌、宇都宮、奈良、長崎などの各市と東京の8区。
上げ幅は月50~500円で、200~300円程度が目立つ。札幌市は中学校の月額3950円を4250円に、長崎市は4100円を4400円とした。1食あたり20円値上げした東京都豊島区のある小学校では、栄養士が「パンやめんを減らし米に変えた。油のランクも落とした」と打ち明ける。 給食費は本来、学校給食法で原則保護者負担となっている。しかし、値上げを避けるため年度途中に補正予算を組み、学校に補てんする自治体も現れた。
東京都中央区は6月議会に790万円の予算案を提案。足立区は約3700万円分の米を学校に現物支給し、浮いた費用を他の食材購入に充てる計画だ。いずれも公費を充てるのは初めて。従来50万円の米代を負担している鳥取市は、430万円増額する補正予算案を6月議会に出した。
多くの自治体では、バターをマーガリンにしたり、果物のカットを小さくしたりしている。ドレッシングを手作りに(松山市)▽カレーの隠し味のチーズを減らす(高知市)▽校庭でできた夏みかんをゼリーに(東京都渋谷区)▽むきえびのサイズを大から小に(大阪市)--の涙ぐましい努力も見られた。
さいたま市は「安く納品する業者に代えた」という。給食費増の背景として「中国産の野菜を避けているため」(甲府市)との答えもあった。
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◇今年度給食費を値上げした自治体と値上げ額(月額、単位は円)
札幌市 300
秋田市 300
盛岡市 400
新潟市 256
宇都宮市 90
浜松市 330
奈良市 310
岡山市 240
富山市 100
鳥取市 100
徳島市 300
長崎市 300
宮崎市 500
鹿児島市 120
墨田区 90
荒川区 80
豊島区 450
千代田区 500
文京区 460
目黒区 153
渋谷区 220
杉並区 220
(1)学校や学年により引き上げ幅が異なる自治体は、最も大きい額
(2)日額で回答した自治体は月20日として計算ニュースソースはこちらPR
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