財務省は、もっと違うところで歳出削減するところがあるのではないでしょうか?
最後は、省庁間の力関係ですかね??
贅肉がたっぷりついたメタボな省庁予算だけに、もっと削減すべきところがあると思いますが・・・
◆教育予算:文科省、数値目標を断念 増額、困難な情勢
政府は27日、改正教育基本法に基づき初めて策定する教育振興基本計画に、教育予算増や教職員定数増の数値目標を盛り込まないことを決めた。焦点だった教育予算については「経済協力開発機構(OECD)諸国などの状況を参考にする」との記載にとどめる。基本計画は30日の与党内の調整を経て、来月1日にも閣議決定の見通し。OECD諸国の平均水準に届かない日本の教育予算の増額は困難な情勢となった。
渡海紀三朗文部科学相は会見で「高い壁があった。(文科省と財務省などの)主張が完全に平行線で、これ以上議論を繰り返しても仕方がないと思い、残念ではあるが(記載しないことを)決断した」と語った。 文科省は計画に、▽今後10年で教育予算のGDP比を現行の3・5%からOECD平均の5%を上回る水準にする▽5年間で教職員定数を2万5000人程度改善する--との数値目標を明記することを目指していた。
しかし、「5%」の記載は見送った。教職員については「改善」の文言も削り、「定数のあり方について検討する」という表現にとどめる。
数値目標を巡っては、学力低下傾向などを重視し、明記することで予算増への方向づけをしたい文科省と、歳出削減方針の維持を目指す財務省が激しく対立していた。文科省は事実上、財務省側の意向をほぼ全面的に受け入れた形だ。
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