妊婦が火達磨になりながら無事出産！！

なにはともあれ、母子共に元気でよかったですね。
生きることが大事です。


火達磨になった妊婦が赤ちゃんを無事出産

新華社ロンドン(イギリス):2006年5月のある日の夜2時、イギリスに住むアリックスさん(29)は、家の中で火災に遭遇した。火は妊娠7ヶ月の彼女の腹、手、足に燃え移り、「火だるま」のようになってしまったという。アパートの3階に住む彼女は逃げ場を失い、大きなお腹を抱えて7.62メートル下の地面に飛び降りるほかなくなった。
飛び降りることを・・・

飛び降りることを一瞬躊躇したアリックスさん。自分の一生が走馬灯のように頭の中によみがえるのを感じた彼女だが、このまま生きながら焼かれるよりはと、夫の呼び声に答え、飛び降りることを決意したという。
飛び降りてみると、彼女は意外にも無事だった。夫が受け止めてくれたのだ。しかし手足に大きな火傷を負った彼女は、全身麻酔を受け4時間にも及ぶ皮膚の移植手術を受けることになったという。
こうした数々の危機的状況に見舞われながらも、アリックスさんのお腹の子は無事だった。火災から4週間が経ったある日、無事に男の子を出産。予定よりも1ヶ月早かったが、赤ちゃんは非常に健康だという。
さまざまな奇跡を体験したアリックスさん、火事で受けた心と身体の傷がいえるのには長い時を必要としているが、今は子供を抱くたびに「生きていて良かった」と感じるという。

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